折り紙で風車を作ろう!
授業の目的
- 定規を使って正確な線を引けるようになる!
- はさみを器用に使いこなせるようにする!
小学生になると、自分が器用であるとか不器用であるとか、少しずつ意識されるようです。ただ、本当に器用なのか不器用であるのかは、低学年ぐらいではそれほど差はないように見受けられます。
どちらかというと、道具を正しい方法で使えているかどうかの差が大きいと感じています。
その最たるものが「定規」と「はさみ」です。
今回の授業ではそんな定規とはさみを正しく使えるようになるための練習と、風車の作り方について学習をしました!
授業の様子
風車を折るために必要な材料は、四角い紙とはさみです。紙を正方形に折って、対角線に沿って切り込みを入れます。その対角線の線を定規を使って引きます。そもそもこの線が真っすぐではないと、きれいに回る風車は作れません。
そして、中心に向かって切り込みを入れていき、折り畳んでいきます。折り目をつけたら、切り込みの残った部分を回転させて風車の形にします。
風車を作る時に気をつけるべきポイントは、折り目や切り込みが正確であることです。加えて、のりで風車がしっかりと固定されていることです。
風車は、風が吹くと回転します。大人にとってはそれは当然のことかと思うかもしれません。けれど、大人にとってのその当然が、子どもにとってはすごい楽しい経験となります。
さて、風車を回すためには、風向きとその風を受ける風車の向きが大切です。どの方向から風が吹いているのか、体で感じながら、風車を速く回せる方向を探してみると、一層楽しめることでしょう。