ものの溶け方を学習しよう!
授業の目的
- 水に溶かすことができる限界の量があることを体験する
- 限界を突破する方法を学習する
水に砂糖や塩を溶かしたことはだれにでも経験があるかともいます。
水に砂糖や塩が溶けている様子を見ていると、ずっと溶かすことができそうな感じになってきます。
しかし実際には、水に溶けすことができる限界の量は決まっております。
今回はそんな限界の量について実験を通して学習をしていきます!
授業の様子
水50gにとけるミョウバンの量を調べる【1週目の授業】
授業の1週目では水50gに溶かすことができるミョウバンの量を調べる実験を行いました。
一度に多くのミョウバンを入れてしまうと、限界の量が分かりにくくなってしまうので、少しずつ入れては混ぜるの作業を繰り返しています。
面倒ではありますが、出来る限り正しい実験結果を出すため、頑張ってもらいました。
より多くのミョウバンを溶かす方法を学ぶ【2週目の授業】
頑張ったこともあり、50gの水に約6.0gのミョウバンを溶かせることが分かりました。
2週目の授業では、水温を上げることでより多くのミョウバンを溶かしていきました。
アルコールランプを利用するので、火事にならないよう、周りに気を使いながら実験を行ってもらっています。
温めた後に水を冷やす【3週目の授業】
2週目の授業では水を温めることでたくさんのミョウバンが溶けることが分かりました。
では温めた水にたくさんの水を溶かしたあとに、もう一度水を冷やすとどのようになるのでしょうか。
実験を行ってみました。
すると下の写真のような結晶を作ること出来ました!
暖かい水で溶けたミョウバンも、水温が冷えたことで再度析出されたようです。
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今回のような結晶の作り方を再結晶と言いますが、再結晶の詳しい仕組みはこちらの記事にまとめております。
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