インターネット上でぶんぶんゴマについて調べてみると「ぶんぶんゴマ回し方」「ぶんぶんゴマ 回らない」といったサジェストキーワードが出てきます。
おそらく、作ってみたはいいけれど、上手に回すことができないという方がそれなりにいるのではないかと考えられます。
では、どのようなぶんぶんゴマであれば、誰でも上手に回すことができるのでしょうか。そのように考えると、自由研究のテーマとして面白いと思いませんか。
加えて、ぶんぶんゴマは安く作ることができ、工作の時間もそれほどかかりません。夏休みのぎりぎりで自由研究の題材探しをされているようでしたら、ぶんぶんゴマをテーマにしてみてはいかがでしょうか。
ぶんぶんゴマの作り方
0.そもそもぶんぶんゴマとはどんなもの
ぶんぶんゴマは回すと「ぶんぶん」と音がなることから、ぶんぶんゴマと言われるようになりました。
昔は竹などで作られていたそうですが、画用紙などでも作ることが可能です。ただ回すためのコツをつかむまでに少し時間がかかるかもしれません。
1.ぶんぶんゴマを作るために必要な道具
- はさみ
- のり
- タコ糸
- 定規
- コンパス
- 方眼用紙
方眼用紙があれば定規はいらないかもしれませんが、あると便利なので用意をしておきましょう。また写真と同じような30cm定規でなくても、普段使用している定規を用意していただければ大丈夫です。
2.ぶんぶんゴマの作り方
1.方眼用紙を縦横5cmの大きさに3枚分切り取ります。↓↓
2.縦横5cmに切った方眼用紙を重ねて、のりを使って固定します。↓↓
3.コンパスの針を利用して、中心から5mmのところに2か所穴を開けます。穴を開けるのにそれなりの力が必要なので、大人の方のサポートを受けるのがよいでしょう。↓↓
4.長さ約60cmのタコ糸を1本用意します。↓↓
5.用意した糸を方眼用紙の穴に通します。最後に、通した糸をたまむすびをして完成となります! ↓↓
ここまでが基本的なぶんぶんゴマの作り方になります。まず30回回していただき、その後力強く引っ張れば、回すことができるはずです。頑張ってみましょう。
自由研究としてのぶんぶんゴマ
1.自由研究としてのぶんぶんゴマ【紙の厚さ】
基本となるぶんぶんゴマでは方眼用紙を3枚重ねて工作をしてもらいました。
では1枚でも回るのか、逆に5枚と枚数を増やしても回るのか、そんなことを意識して実験を行ってみましょう! ↓↓
2.自由研究としてのぶんぶんゴマ【糸の長さ】
糸の長さは60cmぐらいが本当に最善なのか。40cmは短すぎるのか、どうして80cmではだめなのか。実験を通して確認をしてみましょう。↓↓
3.自由研究としてのぶんぶんゴマ【コマの形】
正方形が回ってのであれば、丸も回りそうです。では三角形はどうでしょうか。さらに、三角形でも四角形でも丸でもない、変なかたちのものはまわらないのでしょうか。「どのような形であっても回る」ことを実験の仮定として、コマを回すための条件を見つけてみましょう。↓↓
これらの条件からぶんぶんゴマを回すための条件が見えてきます。どんな条件であれば回すことができるのか、ぜひ頑張って解明してみましょう!