【そもそもPISA調査とは】
OECDが進めているPISA(Programme for International Student Assessment)
と呼ばれる国際的な学習到達度に関する調査に
我が国も参加しており当研究所が調査の実施を担当しています。
PISA調査では15歳児を対象に
読解力・数学的リテラシー・科学的リテラシーの
三分野について3年ごとに本調査を実施しています。
【引用元:国立教育政策研究所HP】
www.nier.go.jp/kokusai/pisa/index.html#PISA2018
↑ 今回の結果についてもまとめられています。
さて今回発表された調査を見てみると
以前騒がれていた数学的リテラシーや科学的リテラシーは
それほどひどい状況にあるとは思えません。
それよりも読解力の低下が気になるところです。
以前から子どもたちの読解力に関して
不安を感じていたところがありましたが
その不安が結果に出てしまった形となりました。
もちろん今回のPISAの結果がすべてではないですが
読解力低下は教科書が読めなくなる一歩手前の
深刻な事態ととらえ対処していくべきではないでしょうか。
ちなみに弊社サイエンスデイズでは
子どもたちの読解力向上の手助けになるよう
実験考察という名の作文に力を入れています!